pythonからExcelを操作するためのライブラリ

PythonでExcelファイルを操作するためには、「openpyxl」というライブラリを使うことが一般的です。

これはPythonでExcelのワークブックやシート、セルなどを操作するためのライブラリで、高機能で使いやすいため、多くの人が使用しています。

また、「xlrd」「xlwt」「xlutils」などのライブラリもあります。

openpyxlとxlrd、xlwt、xlutilsの違い

openpyxlはExcel 2007以降のワークブックを読み書きするためのライブラリです。これはExcelのフォーマットの詳細を理解しているため、ワークブック内のセルやグラフなどの詳細な情報を取得したり、書き込んだりすることができます。
xlrdはExcelファイルを読み込むためのライブラリです。これはExcelのフォーマットの詳細を理解していないため、ワークブック内のセルやグラフなどの詳細な情報を取得することはできませんが、シート単位でデータを読み取ることができます。
xlwtはExcelファイルに書き込むためのライブラリです。これはExcelのフォーマットの詳細を理解していないため、ワークブック内のセルやグラフなどの詳細な情報を書き込むことはできませんが、シート単位でデータを書き込むことができます。
xlutilsはxlrdとxlwtを組み合わせたライブラリです。xlrdで読み込んだワークブックをxlwtで書き込みをするためのライブラリです。

xlrd、xlwt、xlutilsは古いExcelファイル(.xls)のみ対応しています。新しいExcelファイル(.xlsx)は対応していません。openpyxlは新しいExcelファイル(.xlsx)にも対応しているので、新しいExcelファイルを操作する場合はopenpyxlを使うことをおすすめします。