仮定処理は、一定の条件を満たしている場合に処理を行う方法です。
例えば、入力された数字が0以上の整数であれば、その数字に10を加えて出力するプログラムであれば、入力された数字が0以上の整数か判定する処理を記述し、その結果が真であれば、入力された数字に10を加えて出力する処理を記述することになります。
try-exceptを使う
pythonでの仮定処理は、try-except文を使用します。
try-except文は、特定の部分で例外(エラー)が発生する可能性がある場合に、例外を補足し、処理を続行させる
例えば、文字列を数値に変換する処理を行う場合、文字列が数値として正しくない場合に例外が発生します。
これを補足し、処理を続行させるためには以下のようにtry-except文を使用します。
s = "123"
try:
n = int(s)
print(n)
except ValueError:
print("文字列が数値として正しくありません")
try-except文は特定の例外を補足する場合に、except節に例外クラスを指定します。 また、例外を補足した後に行う処理をexcept節に記述します。
try-except文は特定のエラーが起こる可能性がある部分に対して使用することで、プログラムが停止しないようにし、処理を続行させることができます。
また、特定の例外が発生した場合に、特別な処理を行うことができるため、プログラムの保守性を向上させることができます。
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