pythonの分岐処理についてもう少し詳しく

pythonの基礎知識

2023.01.29

分岐処理は、条件によって処理を分ける方法です。

例えば、入力された数字が偶数か奇数か判定し、偶数なら「偶数」、奇数なら「奇数」と出力するプログラムであれば、入力された数字が偶数か奇数か判定する処理を記述し、その結果によって出力する内容を変える処理を記述することになります。

pythonの分岐処理は、特定の条件によって異なる処理を行うための方法です。

分岐処理には主にif文とif-else文が使用されます。

if文の書き方

if文は、特定の条件がTrueの場合にだけ処理を実行するために使用します。例えば、変数xが5より大きい場合に「xは5より大きい」と表示するプログラムは以下のようになります。

x = 7
if x > 5:
    print("xは5より大きい")

if-else文は、特定の条件がTrueかFalseの場合に異なる処理を行うために使用します。例えば、変数xが5以上の場合は「xは5以上」、そうでない場合は「xは5未満」と表示するプログラムは以下のようになります。

x = 3
if x >= 5:
    print("xは5以上")
else:
    print("xは5未満")

また、if-elif文は複数の条件を指定する場合に使用します。例えば、変数xが5以上の場合は「xは5以上」、3以上5未満の場合は「3以上5未満」、それ以外の場合は「xは3未満」と表示するプログラムは以下のようになります。

x = 3
if x >= 5:
    print("xは5以上")
elif x >= 3:
    print("3以上5未満")
else:
    print("xは3未満")

分岐処理はプログラミングにおいて重要な役割を持っており、条件に応じて処理を切り替えることで、プログラムの複雑さを減らし、可読性を向上させることができます。